七夕
わし座のアルタイル星(彦星)
/波照間島2004年夏
こと座のベガ星(織姫)
/川崎市内2004年夏
2日ほど前だっただろうか・・・。
雨が降りしきる中、
駅前の花屋からピンク児に白い花柄のレインコートを着た少女が、
透明ビニールに包まれた自分の背丈くらいの長いものを持って
ニコニコ顔で出てきた。
よく見るとそれは、七夕飾り用のササだった。
少女がうれしくて自分で持っていたい様子を、
後ろから母親が温かく見守っていた。
・・・今日は七夕。
あの少女は、どんな願い事を書いたのだろうか。
あいにくの空模様だが、
雲の上では彦星と織姫が再会を喜び合うことだろう。
私もたまには純真な気持ちで、
夜空に願いをかけてみようかな・・・。