終わりは始まり
新しい朝
私たちの長い影の先に続く 道・・・
2007年秋 / 波照間島
9月から始まった、怒涛の自称「人生ふりかえり強化月間」が終わった。
高校学年同期会
小学校学年同期会
初めての職場の仲間たちと出会って20周年記念同期会
2年前の自然学校同期会
関東在住高校プチ同期会=ほぼ2年の時のクラス会・・・
その間に、
当時からの親友と旧交を温めたり、
再会したことでご縁が再びつながった人たちと
会ったりメールのやり取りをしたり
と、たくさんの交流があった。
その中にはなんともまぁ、
私にとっては必然とも思えるつながりもあって、
例えば、
2回目の高校同窓会は、その大半が偶然にも2年の時のクラスメイトだった。
参加者の一人の男性は、
実は小学校の時の同級生でもあった(先日の同窓会には来てなかった)が
2回目の高校同窓会3日前に、2年の時のクラス写真を見ていて
そこで初めて同じクラスだったことに気がついたのだ! (忘れていた)
早速、先日の小学校同窓会幹事の一人の幼馴染の女性にメールして
彼女とずっと仲のいい男性幹事の連絡先を教えてもらい、
次に、その男性幹事が動いてくれて、彼にメールアドレスを聞いてくれて、
今度は直接私がその彼に連絡とったら「ぜひ参加したい!」と。
平日の日中、ふと思い立ってメールしたのに、
みんな仕事中なのに、すごい連係プレイで動いてくれて
彼から参加の連絡をもらうまで、たった2時間だった!
当日無事再会でき、それを小学校時代の恩師に伝えたところ
今度はその男性と先生がつながり・・・
この会のため、事前に、先にできていた同期会のホームページから
関東在住を自己申告している女性を探したら、
偶然にも私と同じクラブや同じクラスだった人ばかりで、
その人たちのつながりをたどっても、
同じクラブやクラスの人の存在ばかりが明らかになったのだった。
この会をきっかけに、
まだいるらしい関東在住の仲間に呼びかけて、
またこんな会を開きたいね! ということに話が展開してきている。
きっかけは、最初の高校同期会で、
元クラスメイトで一緒に学級委員をやっていた男性と話ができたことからだった。
その人の東京出張が決まり、
かねてより彼が親交のあった関東在住の高校仲間たちとの飲み会に
私が仲間に入れてもらう話から広がったことだった。
・・・この2ヶ月、いろんな時代の「私」に
その時々をいっしょに過ごした人たちとの再会を通して、
何度も何度も出会った。
それだけでなく、当時以降の人生を人に語ることを通して、
また、幼い頃の写真を探したことで、
現在までのさまざまな時期の写真も久しぶりに見て、
成人してから以降、現在までの自分までもふりかえることになった。
子どものころの夢、歩んできた職業人生、未来への想い
あきらめたこと、当時は予想できなかった得られたもの、
成長した部分、変わらない部分、
ところどころにあった人生の転機、
そのときの出会いや別れ、忘れえぬ体験・教訓・学び・・・。
思い出を共有してくれていた人たち、
夫や両親や親友、幼馴染など、見守り理解し、
時に支えてくれてきた人たちのありがたさも、あらためて感じた。
過去の苦い思い出を、信頼できる人に聞いてもらうことにより、
ようやく本当の意味で「それ」を過去のものにできたような気もする。
今までの人生、終えてきたさまざまなこともあるが、
始めてきたさまざまなこともあった。
この2ヶ月間に続いたイベントも、昨日で全て終わったが、
この2ヶ月間のイベントから始まったものもたくさんあった。
終わりは終わりでなく、通過点であり、何かを手放しただけ。
すでに始まったことをもっと進めていくために、
また、これから始まっていくであろう様々なことに出会うために、
必要なプロセスだったに過ぎない。
今、そんな風に思う私がいる。