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人生を語る

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 ここまで歩いてきた
 
 この先にも道は続く
 
 私は歩みを止めない
 
 
 2002年秋 / 中仙道(木曽路の旅にて)

  
  
 
  
  
 

縁あって、某女子大学にて講義をするチャンスをいただいた。
3日間にわたる集中講義の中の中日午前中の2時間。
テーマは「社会教育」

(社会教育:主に学校教育以外で行われる、青少年・成人向けの教育で、
 狭義の生涯学習と意味を同じく使われることもある)

これから社会に出て、一人の女性として生きていく人たちに、
男女共同参画センターや、行政や民間機関主導の生涯学習の講座、
企業研修などで、私が関った
 
キャリアやコミュニケーションの講座の内容についてや、
 
これらの受講生やキャリアカウンセリングで出会った女性たちの、
「人生の様々なステージでの悩み」「学校を出ても学び続ける姿勢」などについて
 
話をさせていただいた。
 
 
 
また、私自身が今の仕事に至るまでの道程についても語らせていただいた。
 
子ども時代の体験が職業選択にもたらした影響・想いの原風景、
夢や想いを当初とは形を変わっているけれど叶えてきたこと、
 
歩き続けること(動く、調べる、人と出会う中で模索していく)、
一度に100%を叶えねばならないとかall or nothing でなく、様々な可能性、グレーゾーンも考えること、

悩みは向上心のあらわれであること、
悩むからこそ学び・気づきを求めるのであること、
社会に出ても「学び」は続くこと、
  
人とのつながりの大切さ、出会う人は皆師であること、
人との出会いの中で「自分」というものを知っていくこと、
いくつになっても学びあう関係を持ち続けること、
 
ふりかえると転機には人やできごととの出会いがあったこと、
今まで体験してきたことにはひとつの無駄もないこと、
 
誰にでも、変えられない制約条件と、変えられることがあること、
その制約条件も含めて、その人にしか生きられない人生(誰も代わってくれない)があること、
 
など・・・
 
 
 
人生を彼女たちの倍ほど生きてきて、いささか、教えたがりのおせっかいだったかもしれない。
 
しかし、私自身が、人生の先輩方からいろいろな話をうかがい、学んできたことを思うと、
こういう人がこんな話をするのを聴くのも、たまには刺激になろう。
 
彼女たちからも感想をいただいた。
私も彼女たちからたくさんの学びを得た。
 
学びあう関係を、ありがとう。
そして、この機会を与えてくださった方に、あらためて感謝を申し上げたい。
 

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