西銘拝所向かい:久高島
外間殿遠景左側に見える
石垣と木で囲まれた場所の入り口に回ってみたところ。
地図では空家の表示であったが、
家はなく、あまり年月が経っていない新しい感じの拝所が建っていた。
古くなったものを建て替えたのだろうか?
それとも新たに建てたのだろうか?
…徒歩でノロのお宅あたりから
あらためて久高殿、外間殿周辺を中心に周ってみると、
自転車では見落としていた拝所や香炉がたくさん目に付いた。
歩いてみて初めて実感した。
この島にノロを頂点とした祈りの組織、しきたりがあったということに、
いや、今も受け継がれているものがあるということに。
清潔を保たれた拝所、活けられている生花などから、
今も暮らしの中に祈りが、神様への思いが息づいていることがよくわかった。
実感できた瞬間に、心臓がドキドキし、鳥肌が立った。
ここは、ある意味、すごい島だ。